この記事ではカクテル「ギムレット」の名前の由来、作り方、アレンジレシピをご紹介します。
こんな人にオススメ!
- 辛口カクテルが好き
- 定番ショートカクテルが飲みたい
- ハードボイルドな雰囲気に合うカクテルを頼みたい
「ギムレット」とは
カクテル名 | ギムレット |
ベース | ジン |
技法 | シェーク |
アルコール度数 | 約27% |
イメージ | スッキリ•ドライ•ハードボイルド |
ジンベースカクテルの大定番。ジンとライムを合わせたシンプルなレシピで、酸味の効いたハードな味わいが人気。また、アメリカのハードボイルド小説に登場したことで一気に有名になったカクテルでもある。
名前の由来
19世紀 イギリス海軍の軍医ギムレットが、健康のためにジンをライムで割って飲むよう指示したのが始まり。また、ギムレットという言葉には「錐(きり)」という意味もあるため、その鋭く突き刺すようなイメージを重ねたとも言われる。
「ギムレット」の作り方
ギムレットの代表的なレシピをご紹介します。
■材料
- ジン:45ml
- ライムジュース:15ml
- 砂糖:1tsp
砂糖の量は好みで調整する。
■つくり方
- シェイカーに全ての材料を入れる。
- シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
シェイカーに霜がつくくらいハードシェイクするのがオススメ。
使用するお酒
上記レシピで使用される主なお酒をご紹介します。
◆ジン
ジュニパーベリーというスパイスと数種類のハーブで風味づけされた蒸留酒。
代表的な銘柄にはビーフィーター等があります。
アレンジレシピ
●ロンググッドバイver
■材料
- ジン:30ml
- コーディアルライム:30ml
■つくり方
- シェイカーに全ての材料を入れる。
- シェークしてカクテルグラスに注ぐ
ギムレットは、レイモンド•チャンドラーの小説『The Long Goodbye(ロンググッドバイ/長いお別れ)』の中に登場し、一躍有名になりました。その小説には「本当のギムレットというのは、ジンを半分とローズ社のライムジュースを半分混ぜるんだ。」という台詞が出てきます。
ローズ社のライムジュースとは、ライムコーディアルの事。果汁というよりシロップに近いので、このレシピだとかなり甘くなります。
●実践的 ロンググッドバイver
■材料
- ジン:45ml
- ライム果汁:15ml
- コーディアルライム:1tsp
■つくり方
- シェイカーに全ての材料を入れる。
- シェークしてカクテルグラスに注ぐ
上記の小説に出てくるレシピを現代向けにアレンジしました。コーディアルは色付け香り付け程度に抑えて、やや辛口にしています。
まとめ
この記事ではカクテル「ギムレット」の作り方をご紹介しました。
カクテル全般の中でも定番中の定番のため、色々なカクテルを飲んでいくといずれは通る道だと思います。ぜひお試しください!
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