この記事ではカクテル「ネグローニ」の名前の由来、作り方、アレンジレシピをご紹介します。
こんな人にオススメ!
- カンパリが好き
- ゆっくりと飲める強めのカクテルが飲みたい
- ピザやパスタに合うお酒を頼みたい
「ネグローニ」とは
カクテル名 | ネグローニ |
ベース | ジン |
技法 | ビルド |
アルコール度数 | 約25% |
イメージ | 甘苦い•食前酒•イタリアン |
ジン•カンパリ•スイートベルモットという、どれも独特な苦味が特徴のお酒を組み合わせたカクテル。甘苦い味わいが食欲をかき立てるので、食前酒に向いている。カンパリとベルモットの赤色が鮮やか。
名前の由来
ネグローニは、人の名前。イタリア•フィレンツェのレストランで、このカクテルを食前酒として好んで飲んだネグローニ伯爵に由来する。
「ネグローニ」の作り方
ネグローニの代表的なレシピをご紹介します。
■材料
- ジン:20ml
- カンパリ:20ml
- スイートベルモット:20ml
辛口が好きな方は、スイートベルモットをドライベルモットに換えてもよい。
■つくり方
- 氷を入れたロックグラスに全ての材料を入れる。
- ステアする。お好みでオレンジスライスを飾る。
使用するお酒
上記レシピで使用される主なお酒をご紹介します。
◆ジン
ジュニパーベリーというスパイスと数種類のハーブで風味づけされた蒸留酒。
代表的な銘柄にはビーフィーター等があります。
◆カンパリ
カンパリは、ビターオレンジの果皮とハーブ類でつくるビターリキュール。鮮やかな赤色と甘苦い味が特徴で、食前酒として人気がある。カンパリを使った代表的なカクテルには、スプモーニ、カンパリオレンジなどがある。
◆スイートベルモット
ベルモットは、ワインをベースに香草や果実などを加えて仕上げるフレーバードワイン。サングリアの仲間とも言える。スイートベルモットは、名前の通り甘口のベルモットで主にイタリアでつくられる。ロッソと表現することもあるが、これはイタリア語で「赤」を意味する。代表的な銘柄には、チンザノ、マルティーニがある。
アレンジレシピ
●ネグローニ•ズバリアート
■材料
- スパークリングワイン:30ml
- カンパリ:15ml
- スイートベルモット:15ml
■つくり方
- 氷を入れたロックグラスに全ての材料を入れる。
- ステアする。
ズバリアートとは、イタリア語で「間違えた」という意味。ミラノのバーテンダーが間違えて、ジンではなくスパークリングワインを使用してしまったことから偶然生まれたカクテル。これが意外にもマッチしたため「ネグローニ•ズバリアート」として現在にも残っている。アルコール度数も低くなり、微炭酸で飲みやすくなっている。
まとめ
この記事ではカクテル「ネグローニ」の作り方をご紹介しました。
BARだけでなく、イタリアンのお店でもメニューに載っていることがあるため、食事と共にぜひお気軽に試してみてください!
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