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BARの種類•用語解説 〜ショットバー?オーセンティックバー?〜

お酒・BAR
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こんばんは。Bartender’s Legacy管理人のYUICHIです!

「20歳になったし、ひとりでBARでかっこよく飲んでみたい!」
「バーテンダーの仕事をやってみたい!」

当時、大学生だった私が考えていたことです。

いま20歳そこそこで、同じような考えの人もいるのでは?

BARに興味を持ったときに必ずぶつかる壁があります

ショットバーってどんなBAR?
オーセンティックってなんすか?

BARの世界は聞き慣れないワードが多く、
この時点で、実際に”BARデビュー”する前に脱落してしまう人も多いと思います。

そこで、この記事では4年間のバーテンダー経験がある私が、
わかりにくいバーに関する用語バーの種類について簡潔にまとめました!

簡潔すぎて、専門で働かれている人には怒られるかもしれません 笑

それでも若い人たちの背中をそっと押して、バーデビューに導けたら幸いです。

それでは、複雑なBARの世界に参りましょう!

【最大の難関】「チャージ」をなんとなく理解

チャージ

BAR関連の用語でもっとも理解しにくいのが”チャージ”です。

チャージとは、来店した際にかかる料金のこと。
いわゆる”お席代”のことです。

そもそもチャージという言葉には「入金」や「請求」といった意味が含まれています。(「電子マネーにチャージする」など)

シートチャージ、テーブルチャージなどと呼ばれることもありますが、
全て同じ意味で「1席あたり○○円」の料金が発生するということです。

一人当たり500〜1500円程度が相場で、
チャージの料金が高くなればなるほど、変なお客さんが来ないように敷居を高くしているイメージです。

ちなみに、実際に席に座ってからメニューを見て「やっぱりやめよう」となった場合でも、チャージだけ取られるという事はほとんどないのでご安心ください。
ただ、お店にとってあまり嬉しいことではないので、一言「すみません」と声掛けしてから退店するようにしてください。

(関連) ノーチャージバー

チャージが無料のBARを、ノーチャージバーと呼ぶこともあります。
1杯だけの利用に使いやすく、ドリンク自体の値段もリーズナブルなお店が多い傾向です。

(関連) チャーム

チャームとは、BARではじめに出てくる”おつまみ”のことです。
居酒屋でいう”お通し”のようなイメージを持っていただければと思います。

お酒とともにチャームを提供することで、悪酔いを防いだり、食べ合わせによってお酒をより美味しくする効果があります。
チャームは全てのBARで提供されるわけではなく「出てきたらラッキー」くらいに思った方がいいでしょう。

(関連) サービス料

チャージの代わりに「サービス料 ○%」とメニューに記載されている場合があります。
これは、注文したものの合計金額に+○%の料金を上乗せするということです。

例えばサービス料10%のお店で3,000円分の飲食をしたとすると、
3,000円×10%の300円が加算され、総額3,300円の支払いとなります。

チャージと比べると、技術料としてのニュアンスが強い制度となります。

 

1. チャージは、来店した際にかかる”お席代”で、500〜1,500円程度が相場。
2. チャージのかからない、ノーチャージバーもある。
3. チャームは、はじめに出てくる”お通し”のようなもの。
4. サービス料をとるお店では、飲んだ分×○%が料金に加算される。

【恐怖(?)】「ショットバー」は普通のBAR!?

ショットバー

”ショット”と聞くと「テキーラをショットで飲まされるんじゃないか」と心配になってしまいますよね。

ショットバーの”ショット”とは、お酒の量を表す計量単位のこと。
主にウイスキーなどで使われ、[1ショット=30ml ]で1杯分。

ショットバーという名称は、スナック等のボトルで注文するスタイルと区別して使われる。
つまりは「当店では1杯ずつご注文いただけます」といった意味合いの言葉です。

しかし、ショットバーと名前に付いていなくても、現在のBARはほとんどが1杯ずつ注文できます。
現在のショットバーは、単に名前の響きでつけられているものが多いですね。

ショットで飲まされるバーではありませんのでご安心ください。

ちなみに”ショットグラス”は、1ショットサイズの小さなグラスという意味。
ショットグラス=一気飲みが作法というわけではありません。

(関連) ジガーバー

一時期隆盛するも、現在は数が少なくなってしまったのが”ジガーバー”という形態。

ジガーバーの”ジガー”も、お酒の量を表す計量単位。
1ジガー=45mlで、ショットバーよりも1杯分の量が多く「お得に飲めますよ」といった意味合いで使われます。

 

1. ショットバーは、1杯ずつ注文するスタイルのBARのこと。
2. ジガーバーは、ショットバーよりも少しお得に飲めるのがウリ。

【謎めく】「ホテルバー」は誰でも利用可

ホテルバー

ホテルバーは、名前の通りホテルの中にあるBARのことです。

--「ホテルのBARなら、ホテルに泊まってる人しか入れないの?」

決してそんなことはなく、宿泊者以外でも利用OKのBARがほとんどです。
実際に地元の人が、日常使いのBARとしてホテルバーを行きつけにする場合もあります。

ホテルバーは高層階にあるところも多く、そういったところは景色がいいのも特徴です。
ホテルの広いロビーを颯爽と横切って、エレベーターで上階に向かうのは来店前から心躍りますよ!

(関連) 街場のバー

ホテルバーに対して、ホテル以外の一般的なBARは「街場のバー」と言われたりします。
きっちりとした堅めのホテルバーに比べて、街場のバーでは店主の個性が強く表れるのが特徴です。

(関連) 場末

場末と書いて、読み方は「ばすえ」です。

中心的な繁華街から離れた立地にあるBARを指して「場末のバー」と呼んだりします。

中心地ほどの混雑はしにくく、じっくり楽しみたい時にはぜひチャレンジしてみて欲しいです。
個性的なお店も多く、常連さん同士が繋がりやすいのも特徴です。

ちなみに”場末”という言葉には、ネガティブな意味も含まれるので、
お店の人に対して使うのは控えたほうがいいでしょう。

 

1. ホテルの中にあるBARを「ホテルバー」街中にあるBARを「街場のバー」と呼ぶ。
2. ホテルバーは、宿泊客以外でも利用してOK。

【宇宙の言葉】「オーセンティック」は気にしなくていい

オーセンティックバー

オーセンティックは、BAR用語の中でももっとも聞き慣れない単語かもしれません。

もはやどこの国の言葉ですか?宇宙語ですか?と思ったのは私だけじゃないはず•••。

辞書によると、オーセンティックとは「本物の」「正統派の」「本格的な」といった意味合い。

「しっかりした技術と丁寧な接客のお店ですよ」といったニュアンスが強い。
比較的カジュアルなバーに対して「そうじゃないバー」といった立ち位置だと考えるのがわかりやすいかと思います。

ただ、オーセンティックバーを「カジュアルに利用してはいけないのか」と言われたら、決してそうではありません。
正直なところ、オーセンティックという言葉に明確な基準はなく、オーナーのプライドのようなものがちらついている気がします。

オーセンティックかどうかはお店のスタンスによるものなので、
お客さんの立場からすると、そこまでこだわる必要はないのかもしれません。

 

1. オーセンティックバーは、しっかりとした技術と接客を楽しめるBAR。
2. 明確な基準はないので、そこまで気にする必要はない。

【困惑】「ワインバー」でカクテルは飲めるのか?

ワインバー

ワインバーは、その名の通りワインを中心に取り扱う飲食店のことです。
1杯から注文できる”グラスワイン”の種類が豊富で、ワインに合う食事が提案されているのも特徴です。

スタッフもワインに詳しい人が中心で、”バーテンダー”というよりは”ソムリエ”に近い存在です。
種類が多すぎて選べない時は、好みと予算を伝えてセレクトしてもらえます。

ワインバーでは、ワインが得意でないお客さんのために、カクテルを提供しているお店も多いようです。
メインの商品はワインなので、カクテル目当てで来店するのは少し違うかもしれません。
もしくはワインを使ったカクテルであれば、普通のBARにはない掘り出し物があるかもしれませんね。

(関連) カフェバー

カフェとバーが組み合わさった飲食店のこと。
主に昼の時間帯にカフェ、夜の時間帯にBARの商品を提供する。

さまざまな好みに合うドリンクが提供されるので、初めて会う人との待ち合わせにも利用しやすい。

バータイムのカクテルに関しては、特にカフェメニューのコーヒーやスイーツを使ったカクテルには期待したいところ。
早い時間からお酒が飲めるかは、お店に確認をとった方がいいでしょう。

(関連) シガーバー

シガー=葉巻 を取り扱っているBARのこと。
葉巻と合わせやすい、ウイスキーやブランデーの種類が豊富なお店が多い。

葉巻は元値が高価なものが多いため、嗜むにはある程度の予算が必要になる。

葉巻を吸うのは強制ではないので、お酒だけで楽しむこともできます。
ただ、周りのお客さんは喫煙者が多くなるので、特に女性を連れていく際は注意したいところ。

ちなみに”シガーバー”と”ジガーバー”は、互いによく間違われるが形態は全く異なるので、
もし葉巻を目当てとする場合は「葉巻はありますか?」と事前に確認をとるのがいいだろう。

(関連) ダーツバー

店内にダーツ台が置いてあり、お客さんが利用できるお店。
お酒も取り揃えており、カジュアルで派手なお店が多い傾向にある。

ダーツをプレイすると別途料金がかかることもあるので、事前に確認をとった方がいい。

 

1. ワインバーのスタッフは、”バーテンダー”というよりは”ソムリエ”に近い存在。
2. カフェバーは、昼はカフェ夜はBARをメインに、幅広いメニューが提供される。
3. シガーバーやダーツバーなどは、好みに合わせてチャレンジしてみるといい。

【一石二鳥】「バル」はバーのいとこ

バル

バルは、スペイン発祥の食事とお酒が楽しめる、BAR+レストランのような飲食店。
スペイン語の”バル”もしくはイタリア語の”バール”と呼ばれる。

通常のBARではお酒が中心で、しっかりとした食事は提供されていないことが多いが、
バルでは食事とともにカジュアルにお酒を楽しめるため、1次会におすすめ。

ドリンクメニューは、ボトルビールやワインが中心のお店が多い。

ちなみに綴りはバーと同じ「BAR」と書きます。

(関連) ダイニングバー

ダイニング=食事 の名前の通り、料理の提供をメインとしている。

居酒屋に対して、カクテルや洋酒の種類が豊富で、
中には本格的なカクテルが飲めるダイニングバーもある。

飲み会や食事も兼ねた1次会で主に利用される。
また、朝まで営業しているダイニングバーには、仕事終わりのバーテンダーが集まりがち 笑

 

1. バルは、スペイン発祥の[BAR+レストラン]。
2. バルやダイニングバーでは、食事のメニューが豊富なので1次会におすすめ。

【勘違い】「パブ」はエロくない

パブ

パブは、イギリス発祥の酒場で、パブリックハウスの略称。
主に各地名をつけたアイリッシュパブやイングランドパブといった呼び方で用いられる。

日本国内のパブでも、本場イギリスの雰囲気を表現した内装で、異国感があり気分がアガる。
メニューにも本場イギリス系のものが多く、ビールやウイスキーとともにフィッシュアンドチップスを食べるのが定番。

日本ではパブと聞くと、おっ○いパブのようなイメージが湧くかもしれない。
これは本来のパブとは関係がない日本発祥のもののようなので、
飲食店のパブにも勇気を持ってトライしてほしい。

店内はカジュアルな雰囲気で、外国人のお客さんも多い。
”海外風BAR””ビアバー”のようなイメージ。
堅苦しいことを考えず、1杯引っかけたい時などにおすすめです。

(関連) ブリューパブ

近年のクラフトビールブームを反映して、徐々に増えてきているのがブリューパブです。

ブリューパブは、Brewing(ビールの醸造所)+Pub(パブ)を合わせた言葉で、
店内で造ったビールをその場で楽しめるのが特徴です。

そこでしか飲めないビールを楽しむことができるので、
お酒をある程度覚えた人には刺激的な体験になるだろう。

日本にはまだ数が少ないので、近くにブリューパブがあった場合ぜひチャレンジしてみてほしい。

 

1. パブは、イギリス発祥の酒場でPublic House (パブリックハウス)の略称。
2. パブでは、外国風の内装とともにビールとフィッシュアンドチップスなどが楽しめる。
3. 自家製のビールを造り提供しているブリューパブという形態にも注目。

まとめ

この記事では、わかりにくいBARに関する用語やBARの種類についてまとめました。

最後まで読んでくれた人のためにズバッとまとめます。

1. チャージは、お席代。
2. ショットバーは、普通のBAR。
3. ホテルバーは、泊まっていなくても利用していい。
4. オーセンティックは、店主のプライド。
5. ワインバーでは、ワインを飲むべし。
6. バルは、1次会におすすめ。
7. 本来のパブは、エロいお店ではない。

BARに関することばには難しいことばが多いので、BARデビューには少しばかり知識と勇気が必要です。

この記事が、少しでもBARデビューの後押しになりましたら幸いです。


【7/30 追記】

先日、この記事がブログサービス”note”の注目記事に選ばれたことにより、たくさんの方に読んでいただきました。
ありがとうございます!

もしよろしければ、そのほかの記事もご覧ください!!

↓バーテンダーとはどういう仕事なのか?仕事嫌いの私がバーテンダーを続けた理由

↓バーテンダーに興味が湧いたら、まず最初にやるべきこと

これからも、未来のバーテンダー候補生を育てるコンテンツを更新していきますので、
応援のほどよろしくお願いいたします。


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