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【全15種類】(ジン)×(トニック) 組み合わせで変わるレシピ集

お酒・BAR
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こんばんは。Bartender’s Legacy管理人のYUICHIです!

前回の記事で、トニックウォーターについて書きました。

トニックウォーターを使用するカクテルと言えば、やはりジントニックですよね。

ジンというお酒はたくさんの銘柄があり、どれもわかりやすく個性があります。
銘柄によって風味に違いがあるということは、当然トニックウォーターとの相性も変わってきます。

この記事では、ジンとトニックウォーターの組み合わせを15種類ご提案します。
使用する銘柄によって変わる様々なイメージのジントニックをぜひ試してみてください。

基本のレシピ

お酒を飲む方でジントニックを知らない方はいないと思います。

基本のレシピは
[ ジン 30ml + トニックウォーター + カットライム ]です。

ベースのお酒をウォッカに変えると「ウォッカトニック」、ピーチリキュールに変えると「ピーチトニック」になります。
ライムを輪切りにしたり、皮だけを絞りかけたりなど、つくり方にも沢山のバリエーションがあります。

今回は「(ジン)×(トニック) 」がテーマなので、
初級〜上級と個性派の全4ブロックに分けて、それぞれ複数種類のジンとトニックの銘柄を組み合わせて提案します。

初心者向けレシピ 5選

定番のジントニック[ビーフィーター × シュウェップス]

定番ジントニック
[ビーフィーター × シュウェップス]

最も手に入りやすいジンのひとつ「ビーフィーター」。
シュウェップスと合わせると、甘味•苦味•酸味のバランスが良いジントニックになります。
はじめて飲むカクテルにもおすすめ!
このジントニックを基準にして他のジントニックを味わうと、風味の違いがわかりやすくなります。

使用した材料

爽やか系ジントニック[タンカレー × ウィルキンソン]

初心者から玄人まで好まれる爽やか系ジントニック
[タンカレー × ウィルキンソン]

キレが良くスッキリしたジン「タンカレー」に、同じくスッキリしたウィルキンソンを合わせると超飲みやすいジントニックになります。
お店のメインレシピに採用しているBARも多い定番レシピの一つです。
スッキリしたカクテルが好きな人、ジン独特な苦味が苦手な人にとくにオススメです!

使用した材料

スパイシー•ジントニック[ボンベイサファイア×シュウェップス]

華やかスパイシージントニック
[ボンベイサファイア × シュウェップス]

10種類の香り素材を丁寧に抽出した香り高いジン「ボンベイサファイア」。
華やかで複雑な味わいには、パンチのあるシュウェップストニックを合わせるとより個性が際立ち、上品ながらスパイス感のあるジントニックに仕上がります。
サファイア色のボトルがおしゃれなので、インテリアとしてもオススメです!

使用した材料

トラディショナル•ジントニック[プリマス × シュウェップス]

カクテル黎明期からのトラディショナルジントニック
[プリマス × シュウェップス]

イギリス最古の蒸留所でつくられる「プリマスジン」。
有名カクテル”ドライマティーニ”のオリジナルレシピに使用されたジンとしても知られている。
伝統あるジンにはやはり同じイギリスで創業したシュウェップスを合わせたいところ。
味わい自体は優しく、甘みが感じられるどこか懐かしいジントニックに仕上がります。

使用した材料

超•柑橘系ジントニック[ジンクス×サントリー]

オレンジ香る 超•柑橘系ジントニック
[ ジンクス × サントリー ]

オレンジフレーバーが強いジンクスに、シトラス感の強いサントリートニックを合わせました。
ジンクス オールドトムジンは甘みがあり飲みやすいので、女性やジンが苦手な人にも受け入れやすい味わいになっています。
ライムの代わりにオレンジスライスを添えても◎
黒ネコデザインのボトルはプレゼントにするのもおすすめです!

使用した材料

中級者向けレシピ 4選

ジャパニーズ•ジントニック[季の美× n.e.o]

日本素材のジャパニーズジントニック
[季の美 × n.e.o]

日本産クラフトジンの走り「季の美」。
柚子の香りが強いこのジンに、同じく日本素材のシークワーサー果汁を使用したneoトニックを合わせました。
海外から来たお客さんにウケるジントニックです。
日本の方にもぜひ自国のお酒を味わってみて欲しいです。

使用した材料

とろけるジントニック[ヘンドリックス×ウィルキンソン]

軽やかにとろけるジントニック
[ヘンドリックス×ウィルキンソン]

香り付けにバラときゅうりを採用した個性的なジン「ヘンドリックス」。
飲み口が軽く、香りだけがスーッと残るので、同じく軽やかな味わいのウィルキンソントニックを合わせると、後味がなめらかにとろける様なジントニックになります。
個人的なイチオシです!
少し高価なジンですが、試してみると品質の良さがわかります。

使用した材料

島国のジントニック[ボタニスト × n.e.o]

日•英のコラボ 島国のジントニック
[ボタニスト × n.e.o]

ウイスキー産地として有名なスコットランド•アイラ島でつくられるジン「ボタニスト」。
通常のボタニカル9種類に加え、アイラ島で取れた香草類22種類を加えたこだわりのつくり。
日本の島•沖縄県産のシークワーサー果汁を使ったn.e.oトニックと合わせて、島国同士のコラボレーションをしてみました。

使用した材料

ノスタルジア•ジントニック[ウィットリーニール × サントリー]

生まれ故郷を思い出すノスタルジアジントニック
[ウィットリーニール(ブラックベリー) × サントリー]

ロンドンの最新蒸留所でつくられるジン「ウィットリーニール」。
11種類あるラインナップの中でも「ブラックベリー」は、製作者が幼少期に訪れた祖父母の農場をイメージした風味。テイスティングノートにも”生垣の香り””土っぽい”とあり、どこか懐かしい味わいに仕上がっている。
故郷を懐かしむジンには、日本のサントリートニックを合わせて特徴的な風味を際立たせました。
なかなか帰省ができない今だからこそ、ゆっくりと味わいたい一杯です。

使用した材料

上級者向けレシピ 3選

正統進化系ジントニック[ビーフィーター(47度) × フィーバーツリー]

ド定番の正統進化系ジントニック
[ビーフィーター(47度) × フィーバーツリー]

定番レシピとして紹介したビーフィーターは、アルコール度数の高い状態でも販売されています。通常版が40度なのに対して、こちらは47度のアルコール度数です。
度数が上がったぶん味にパンチがあり、ガツンとくるカクテルが飲みたい時にも最適です。
同じくボタニカルフレーバーがガツンとくるフィーバーツリーと合わせて、ちょっと贅沢な進化版ジントニックをお試しください。

使用した材料

ヘビー•ジントニック[ビクトリアンバット×フィーバーツリー]

パンチのある一撃 ヘビージントニック
[ビクトリアンバット×フィーバーツリー]

通常の2倍以上スパイスを使ったゴッツいジン「ビクトリアンバットジン」。
骨太なジンには、同じくキニーネを使用した骨太なフィーバツリーを合わせて、いい意味でのどぎつさを強調。
ロングカクテルでもしっかり酔うジントニックです。
強烈にビターでスパイシーな、右ストレートのように効くジントニックをぜひご賞味あれ。

使用した材料

気分リセット•ジントニック[HOLON × フィーバーツリー]

ストレスがほぐれる 気分リセットジントニック
[HOLON × フィーバーツリー]

東洋ボタニカル素材使用の国産クラフトジン「HOLON」。
薬膳師が監修しており、心と体にやさしい風味となっています。
ゆったりとしたイメージのHOLONに、相反する名前のフィーバーツリーを合わせて気分をリセット。
一口飲むたびに変化する香りで、ストーリーがある味わいに仕上がります。

使用した材料

※公式HPでのみ販売
購入はコチラから→クラフトジン HOLON

個性派レシピ 3選

旨みジントニック[9148 × サントリー]

日本伝統の出汁香る”旨み”ジントニック
[9148 × サントリー]

札幌でつくられるクラフトジン「9148(キューイチヨンハチ)」。
香り付けの原料として日高昆布、干し椎茸、切り干し大根を使用した超個性派なジン。
日本食のような旨みの効いたジンには、シトラスの香りが強いサントリートニックを合わせてみました。
好みは分かれますが、国際的にも評価されているジンをぜひ一度味わってみてください。

使用した材料

マジック•ジントニック[エンプレス × Qトニック]

作る過程で色が変わるマジックジントニック
[エンプレス × Qトニック]

”青いハーブティー”で注目されたバタフライピーを使用したジン「エンプレス 1908」。
味わい自体は軽く、上品な花の香りが特徴的です。
鮮やかな青色をした見た目で実は着色料を使用していないという、素材にこだわったジンに、同じく天然素材にこだわったQトニックを合わせました。
この青いジンにトニックウォーターを注ぐと、色がピンク色に変化します。
BARのカウンターで注目度バツグンのジントニックです。

使用した材料

パフューム•ジントニック[ル•ジン × ウィルキンソン]

まるで香水のようなパフュームジントニック
[ル•ジン × ウィルキンソン]

フランスのブランデーメーカーがつくる個性的なジン「ル•ジン」。
りんごのお酒をベースに8種類のハーブ&スパイスで香り付け。
好みは分かれるが、まるで香水のような華やかな香りとりんごを丸かじりするようなフレッシュな味わいは、クセのないウィルキンソントニックで存分に引き立てて欲しい。

使用した材料

まとめ

今回は様々なジンとトニックを組み合わせたジントニックレシピをご提案しました。

ご紹介したジンをまとめます。

・ビーフィーター ・タンカレー ・ボンベイサファイア ・プリマス ・ジンクス
・季の美 ・ヘンドリックス ・ボタニスト ・ウィットリーニール
・ビーフィーター(47度) ・ビクトリアンバット ・HOLON
・9148 ・エンプレス ・ル•ジン

 

結局何が言いたいかというと、ジンは銘柄によって味も香りも全然違うよってこと!

多くのBARでは、複数銘柄のジンでジントニックが注文できます。
バーテンダーさんに「ジンは何がありますか?」と聞いてみましょう!

ぜひ様々なジントニックにチャレンジしてみてください!


今回登場したトニックウォーターに関しては、下記記事も合わせてご覧ください!

・【全解説】トニックウォーター大特集【おすすめ銘柄•作り方•カクテル】

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